ネット通販CMSレビュー一覧


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ネット通販CMSは何を選ぶべきか

商用サイトの立ち上げで必ずと言っていいほど突き当たる、オンラインショッピングサイトの構築。近年では有料から無料まで、多数のネット通販システム提供業者やCMS(自動的にオンラインショッピングシステムを生成してくれるツール)が登場していますが、選択肢がありすぎてビギナーさんにはまず選びきれないだろうと思いまして、実際に立ち上げから運営まで何度も関わってきた専業WEB構築屋から見た各システムの感想、導入コスト、ランニングコスト、長所短所をご紹介します。

【主なチェック事項】
・機能の豊富さ
・導入コストの安さ
・ランニングコストの安さ
・導入の容易さ
・信頼性
・集客力
・長所
・短所
・困ったときの情報入手の容易性
・総評

なお、下の表の評価点は、これからネットビジネスに参入される方を念頭に、コストパフォーマンスにやや比重を置いて算出しています。

システム名 種別 特徴 評価
MakeShop 独自ショップ 低予算・低維持費 80
ネットショップ・オーナー 独自ショップ 低予算・低維持費 76
EC-CUBE 独自ショップ 低予算・低維持費 76
楽天市場 テナント 集客力・サポート 75
Yahoo!ショッピング テナント 集客力・サポート 72
Amazonマーケットプレイス テナント 低予算・集客力 63
Eストアー(ショッピングフィード・ショップサーブ) テナント バランス 58
bidders テナント バランス 58
Zen-Cart 独自ショップ 低予算・低維持費 57
livedoorデパート テナント バランス 50
osCommerce 独自ショップ 低予算・低維持費 39

 

「テナント」と「独自ショップ」の違い

「テナント」は、すでに運営されているショッピングモールの一部を間借りして自分のお店のサイトを出す出店方式を表します。現実世界で言えばデパートのテナントをイメージしていただければ分かりやすいと思います。楽天市場やYahooショッピングなど、上の表で「テナント」と表記されているものがこれに該当し、主な長所として、開店までの行程やクレジット決済の手続きのような開店準備で悩む必要がないことと、ショッピングモールそのものの知名度によって一定の集客効果を期待できることなどが挙げられます。

 

ただし一方で、出店費用やテナント料、売り上げにかかるロイヤリティなど、いわゆる上納金が高くなる傾向にあります。また、扱う商品にも一定の制約が課せられるため、アダルト商品や情報商材のたぐいは各モールの規約次第となります。

 

「独自ショップ」は、有償または無償で公開されているオンラインショッピング構築ソフトを利用して、出店を検討されている方もしくはWEB制作代行業者さんがサイトを制作し、オーナー自ら運営を行う出店方法を表します。現実世界で当てはめれば、土地を借りて店舗を建設する個人商店などがこれに近いでしょう。サイト制作やクレジット決済手続きなどの開店準備を全て自分で手配しなければいけない代わりに、土地代(レンタルサーバー代)以外上納金とほぼ無縁でいられるためランニングコストが安くあがります。扱う商品の制約をほとんど受けないのも利点でしょう。

 

ただしショッピングモールのような集客効果はないため、自らネット広告を展開していく必要性があります。また、出店ノウハウも自分で学ばなければなりません。

 

なお、どちらの出店方法も、間にWEB制作業者さんを挟むことで経費が高くなったり安くなったりします。

 

ショッピングモール売上順位

第1位 楽天市場
第2位 Yahoo!ショッピング
第3位 bidders

Amazonはマーケットプレイスの売り上げが正確に把握できないため除外してあります(おそらく3位)。

アンケート

ネットショップ出店にかけられる経費は?